男の娘の女装メイクで、一番の感心はアイメイクだと思います。
確かにアイメイクが決まると、グッと女性っぽくなります。
その女装アイメイクのキモと言えるのが、やっぱりアイシャドウですよね。
アイシャドウは、たくさんのメーカーからいろんな種類が出ています。
色はもちろん、色数も異なるパレットがたくさんあります。
アイシャドウの色使い、パレットの選び方などをまとめていきますね。
アイシャドウの種類
男の娘のみんなが主に使うアイシャドウはパウダーだと思います。
その他にクリームやリキッドがあり、それぞれ特徴があるんですね。
私もリキッドやスティック型を持ってはいますが、メインで使うのはやっぱりパウダーです。
パウダーは分かると思うので、他の種類を少し触れていきますね。
リキッドアイシャドウ
一番の特徴はパウダーより定着が良いところですね。
ラメでキラキラしたい男の娘が多いと思うのですが、
ラメの定着も良いのでお出かけ中も心配なし。
パウダーより水分があるので、みずみずしい感じになります。
リキッドの上にパウダーを乗せるのも大丈夫です。
色をみながら合わせ技もいいと思いますよ。
二重に溜まることがあるので、私はキワにリキッドは使わないです。
リキッドアイシャドウのポイント
一番気を付けたいのは量ですね。
ちょんと乗せてから、指で伸ばすのが一般的です。
良く伸びるのはいいのですが、量が多すぎると広がりすぎるので注意。
量のコントロールに慣れるまでは、パウダーよりやりにくく感じるかもしれません。
男の娘のメイン使いにならないのは、種類と色が少ないんですよね。
メジャーなところではメイベリンとレブロン、色数が豊富なのはZEESEAかと思います。
私はZEESEA (#02エデン)の上にパウダーを乗せたりするときもあります。
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クリームアイシャドウ
テクスチャーはリキッドより硬めなので、量の調整はリキッドより簡単だと思います。
こちらも種類と色が少ないのが難点ですね。
使い方はリキッドと同じ感じでよいと思います。
女装初心者さんにおススメ スティック型アイシャドウ
一番の利点は、なんといっても塗りやすい。
それなりの太さがあるので、アイホールにベース用として使います。
クレヨンで書いた感じになるので、ぼかしは必須ですね。
私はウレタンチップでぼかしますが、指でも大丈夫だと思いますよ。
男の娘におススメのスティックアイシャドウ
女装アイメイクのおススメは、レブロン カラーステイ グレイズ スティックですね。
色は#874 ロゼを使っています。
青っぽいラメが入ってるのが特徴で、偏光パールの幻想的な反射がいいですね。
後ろにチップもついてるので便利ですよ。
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エチュードハウスにも、使えるスティックアイシャドウがありますよ。
私はBR406というブラウン系を持ってるんですけど、
キラキラアイシャドウだけにラメもしっかり入ってます。
女装メイクのアイシャドウはなにで塗る?
まずは、なにで塗るかですよね。
指、ブラシ、チップとありますが、私はチップが多いですね。
ワイルドに指で塗る
指は塗りやすいと思うんですけど、手が汚れて、それがどこかに付いて…あるでしょ。
私はガサツなので、メイクに指は使わないポリシーです。
ぼかしもやりやすいんですけど、我々は指が太いからねぇ…男の娘にはあまりおススメしないですね。
オーソドックスにブラシを使う
ブラシはキワとか細かいところが塗りやすいです。
チップより粉含みが悪いので、多めにブラシに含ませる方がいいですね。
最初のうちは、ブラシ使いは慣れが必要かと思いますね。
あーっ!ビーッってはみ出したりすることもあるかもしれません。
ブレないように塗るのがコツですね。
肘をついて、薬指を頬にあてて固定させつつ、親指と人差し指の動きで塗るとあーっ!が減ると思います。
チップで乗せる感じで
粉含みと発色がいいので、男の娘におススメかなと思います。
小さい方の先でキワも塗れますけど、細かいところはブラシの方が塗りやすいです。
あんまり擦らずに乗せていくのがコツかなと思います。
ぼかしもチップで大丈夫ですけど、これまた擦り過ぎるとチップがアイシャドウを持っていくので、
うすうすになったりします。
チップは叩くような感じで使うといいかなって思います。
私は大量に入ってる使い捨てのウレタンチップを買っています。
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耳くそも良く取れるのでおススメ
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使い捨ての理由がわかりました
アイシャドウの色使い
アイシャドウの色使いは、1色から4色使いになります。
ハイライト、中間色、締め色と使ったアイメイクが主流なので、3色、4色使いが多くなりますね。
男の娘の女装アイメイクを考えると、素の目の大きさが出やすい1色は難しいかも。
男の娘的には下瞼に入れた方がいいと思うので、3色からってのが現実的かなと思います。
1色使い
アイホールに塗って、キワに重ねる使い方が基本です。
同色の濃淡でグラデを作る塗り方ですね。
シンプルでメイク慣れしてる感じがして素敵だなと思います。
目を大きく見せる下まぶたのメイクをしないので、男の娘の場合はカラコン装着するといいですね。
2色使い
同系色でも異なる配色でも、基本的には同じ塗り方です。
ハイライトをアイホールと下瞼ですね。もう一方をキワに塗ります。
ここで上手い人はキワとアイホールの間に濃淡のグラデを入れるかなと思います。
同系色の場合は、下瞼の目頭側にハイライト、目尻側に暗い方を乗せるといいですね。
異なる配色の場合は、ハイライトのみ下瞼に乗せることになるかと思います。
3色使い
主流のハイライト、中間色、締め色のアイメイクになります。
違う言い方もあって、ベース、ミディアム、シェード。
海外製のリンメルには、ライトシェード、ミディアムシェード、ダークシェードと書いてます。
だいたい、こんなイメージです。
オーソドックスな3色の塗り方
アイホールにハイライトを塗ります。
アイホールのトップは眼球が終わるところです。
次に中間色をキワから瞼のラインの少し上まで塗ります。
キワからアイホールのトップまでを1とすると、1/4から2/4ぐらいになると思います。
瞼のラインは、一重と二重で変わるので、1/4の誤差が出るって感じ。
最後に締め色をキワに塗って完成です。
二重を全部塗りつぶすのはイマイチって話もあれば、塗りつぶしちゃってもいいよって、
どっちの話もあるんですよね。
でも、基本的に中間色を見せるのがアイシャドウなので、それを邪魔しない程度がいいかなって思いますよ。
私ですか?
ガッツリ二重の幅をパープルとかグリーンで塗りつぶしますよ。
男の娘の水商売ですし、インパクト重視です。
女子っぽい娘ばかりじゃ、つまんないでしょ。
男の娘は下瞼メイクで目を大きくみせよう
目頭側と目尻側で色を変えるのが、オーソドックスな塗り方です。
涙袋に沿ってハイライト、目尻側は中間色あるいは締め色ですね。
目尻側に締め色を使う場合は、あんまり長くならない方がいいかなと思います。
目尻から1/3ぐらいで止めとく方が無難ですね。
男の娘の場合は、半分までいくとキツく見えるかもしれないですね。
4色使い
3色使いに中間色が追加されたと考えるのがいいかなと思います。
締め色が2色になると、なんか締まんないですからね。
ハイライトは最も明るい色や一番の見どころを指すので、ふたつあるのはおかしいなってなりますね。
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理屈っぽいなー
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すみません
中間色を2色の中から選ぶことになります。
明るい方の中間色を上瞼に使って、暗い方の中間色を目尻に使うとか、
上下で色を変えるなんて使い方もできます。
同系色なら、上瞼で中間色の2色で横方向にグラデを作るとかもできます。
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私はそこまでしませんけどね
アイシャドウパレットの色数
その前に、これから女装するぞって人は、こんな疑問があるかなって思います。
パレットの色数って多い方がいいの?
一番のポイントは自分が使ってみたい色があるかですね。
でもでも、女装初心者の人で、どの色を使ったらいいかわかんなーい。
それなら、色数少なめがいいと思います。
パッケージにどこにどの色を使うといいよって書いてることが多いです。
だから、そんなに悩むことはないと思いますよ。
ただ、色数が増えてもすべての色について説明がないので、ちょっと迷うかもしれないですね。
実はアイシャドウの色の種類は4種類です
アイシャドウの現実です。
実はですね、アイシャドウには、ハイライト、中間色、締め色の他にもう1色あるんですよ。
死に色です。
必ずですね、使わない死に色が出てきます。
4色パレットでも、死に色が出たりしますよ。
パレットの色数が多いと死に色が増えるってことはありますね。
じゃあ、4色パレットでいい?
いやいやいや、
ここが実に悩ましいところなんですけど、色数が少ないから安いとは限らない。
あくまで色数だけで考えると、色数が多いパレットの方がコスパはいいんですよ。
単純に色単価だけではないですよ。
色数が多いパレットは、パレットの中でアイメイクのバリエーションができるのが利点なので、
この点でもコスパが良くなります。
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色単価なんて言うのは、あなただけ!
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男の娘はシビアなんです
女装アイメイクにおすすめのアイシャドウパレット
私のコレクションからおススメを紹介したいと思います。
私が使っている色を記載してますが、
くれぐれも、色はお好みをしっかり選んでくださいね。
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メイベリン シティミニパレット(ルーフトップブロンズ)
ラメの粒子が細かくて、上品に仕上がります。
あんまりラメラメしたくないけど、少しはキラッとさせたい男の娘におススメ。
大人な感じのエレガントな男の娘に変身できます。
パッケージの裏にどこにどの色の説明書きがあるので、女装初心者の男の娘も安心です。
リンメル ショコラスイート アイズ ソフトマット(グリーンアップルショコラ)
色単価もお安くなっており、非常にコスパがいいですね。
ほんのりチョコレートのにおいがします。本当ですよ!
説明どおりに塗っていくと、きれいにグラデーションが作れます。
ラメはシティミニパレとより少なめです。
このシリーズはアクセントに入れる右下の色が特徴的です。
私が持っているグリーンアップルショコラのピンク系の色がきれいです。
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エスプリーク メロウ フィーリング アイズ ムーン エモーション(クリアムーン)
いつものプチプラ価格帯より、少しお高めになっております。
粉質がすごく柔らかくて、滑らせるように塗れる感じで抜群の心地よさです。
お店に出るときは、これかソーフィアス クラップバックを使ってます。
発色もしっかりで定着もいいです。
ラメはちょっと強めですが、ギラギラする感じではないです。
この色は配色が独特ですが、他の色もあるのでチェックしてみてくださいね。
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女装アイメイクのポイント
最後にアイメイクのポイントをまとめますね。
私なりの考えなんですけど、この辺注意したらいいんじゃないかなって思います。
- アイホールの範囲を守る(広すぎると野暮ったく見えます)
- 男の娘は下瞼の目尻の締め色は短めに(1/3ぐらい)
- アイシャドウを塗ってない部分との境界は必ずぼかす
- 下瞼のアイシャドウは太過ぎないように
- 失敗したときに擦って落とさない(ラメがいらないところに広がるので叩く感じで)
アイメイクはとっても楽しいですよね。
みんながかわいい男の娘になりますように